どうも~
今日は、ローマ字についての自分の失敗談のお話しです。
中学1年生の1学期中間テストは世間一般では90点は簡単に狙えるテストという認識だと思います。
確かに習っている単元もローマ字の書き方と 、I am~/ You are~といった簡単な文法ばかりです。
僕もあわよくば満点をとれるだろうと高を括っていました。
中間テストで良い点数をとらせてあげて生徒の自分への信頼度を上げるチャンス
だとも思っていました。
ですが、期待とは裏腹に生徒がとってきた点数は80点台前半でした。
昨年の過去問を解かしても満点近くとっていたのに、なぜなんだ。
生徒も落ち込んでいた様子でしたが、ひよっこも大変落ち込みました。
生徒と一緒にやり直しをしたところ、ある重大なミスをひよっこが犯していたことに気が付きました。
ヘボン式ローマ字の部分の正答率が著しく悪かったのです。
僕自身、ヘボン式ローマ字とは、パソコン打ちができればできるだろうと思っており、
生徒にはあまり詳しく教えていませんでした。
ですが、そんなに甘いものではありませんでした。
はっきりいうと暗記が必要だったのです。
ポイントとしましては、
①パソコン打ちと異なる規則(例 ×si/〇shi ×hu/〇fu)
②小さい「っ」(例 さっぽろ Sapporo)
※『っ』の次に『ち』『ちゃ』『ちゅ』『ちょ』が続く『っち』『っちゃ』『っちゅ』『っちょ』は、
tchi, tcha, tchu, tcho となるので教えるときは例を用いて教えてあげてください。
③特殊な「ん」(例 Namba)
p,m,bの前はnでなくmとなります。
ちゃんと勉強をしていないと、パソコン打ちができても、十分に間違える可能性がある内容です。
はっきりいって、生徒の点数が悪かったのは、教える側のひよっこの責任です。
教える側にとって、最も致命的なミスは何だとおもいますか?
教え方が悪いことでしょうか?
時間がないから説明を手短に済ますことでしょうか?
ひよっこの答えは「教え漏れがあること」です。
教えてたけどできなかったのと、教え忘れててできないのでは、責任の所在がまったく
異なります。
前者は、生徒に責任があり、これを口実に自習に呼び出すことができますが、
後者は、教える側に責任があり、生徒がこのことに気が付けば信頼関係が崩壊する
可能性があります。
ひどい場合は保護者からのクレーム問題になりかねません。
当たり前ですが、学校のテスト前は、テストの範囲表と提出物の一覧表を生徒と一緒にチェックするようにしましょう。
このミスを経験したのは3年目の時でした。
普段は中学2年生とか中学3年生を教えていたので、中学1年生の英語など
余裕だろうと正直舐めていました。
その時のことを振り返ると本当に生徒に申し訳なく思います。
授業のテクニック以前に当たり前の準備をしっかりと行うことが、
まずは生徒に信頼してもらうためには重要なことなのだと改めて実感させられました。
生徒との信頼関係があれば、少々舐められやすい先生でも生徒は授業を聞いてくれます。
この先生に教えてもらったら成績が上がる。
この先生に聞けば何でも教えてくれる。
こういった、信頼関係を築くことができれば、舐められながらも指導ができます。
僕自身舐められやすく、塾講師を辞めようと思ったことが何度もありました。
現在社会人ですが、いまだに中高生に間違えられるほど童顔です。
(この前飛行機で15歳以上かどうかの確認をされた時はさすがに悲しかったです。)
そりゃ舐められて当然ですよね(笑)
だって、生徒からすれば同年代の友達に教えてもらっているような感じですもんね。
恐らく、ここの読者のかたはひよっこよりも年相応の見た目だと思います笑
ということは、ひよっこよりも舐められることはまずないでしょう。
その時点でひよっこよりも先生になる才能があります!
はっきり言って、子供は雰囲気が怖い人にはすんなりと言うことを聞きます。
子供とは残酷な生き物です。
だから、舐められやすい人が生徒に教える場合は、怖さで服従させる路線とは違う方向で攻める必要があります。
まあ、簡単にいうと教務力を上げろってことですね!
簡単なことです。努力で何とかなります。
このブログでは、その努力を最小限にするお手伝いをいたします。
授業が上手になれば必ず、生徒から慕われる先生になれますので、一緒に頑張っていきましょう。