ひよっこです。
仕事に忙殺されていたため、久しぶりの記事となります。
すみません。
本日はbe動詞(This is ~ That is ~ What の文 )
の補足をしたいと思います。
今回大事なポイントは
「①日本語を分析する癖をつけることと②疑問詞の扱い方」です。
まず、①日本語を分析する癖をつけることについては、
感覚で解くのではなく論理的に英語の文を作るんだと生徒に意識付けさせるのに極めて大事なこととなります。
この単元でThis is / That is が登場します。
多くの生徒にとっては、これは~です。 あれは~です。という文を作ること自体には
そんなに苦労はしません。
ですが、この〇〇は~です。 あの〇〇は~ではありません。みたいな文がでてくると
間違える生徒がなぜか多くでてきてしまいます。
それは生徒の勉強の仕方・教師の教え方に問題があります。
この一つまえの単元で I am ~ You are ~ の文をやりましたが、
大半の先生は「私は~です。」は I am ~.
「あなたは~です。」はYou are~.
じゃあ、例題ね~
みたいな形で教えてしまいます。
まあ、日本語の主語・動詞の分析をせずに感覚的に教えるわけです。
生徒にとっては初めての英語ということもあり、英語嫌いを増やさないために
できるだけ簡単にみせたいのは分かるのですが、やはりそれだけだは不十分だと思います。
これをうのみにしてしまう生徒は、英語を感覚的に解くことしかできなくなるからです。
私のとあなたのは所有格が my・your と形が変わるので、I am / You are とセット
で教えることはこの段階ではそれほど問題にはなりません。
ですが、This / That は所有格も同じ形なので、
これは~です。 は This is ~
あれは~です。 は That is ~
っていうんだよっていう教え方では
この〇〇は~です。あの○○は~です。 という文がでてきたときには
生徒は対応できなくなります。
This is / That is の時に、日本語の分析を意識づけられていればこのような事態にはならないと思います。
ちなみに中学3年生の受験期の生徒を急に受け持ったこともあるのですが、
何回教えてもなかなか this / that の使い方を覚えてはくれませんでした。
やはり、一度身についた感覚をなおすのは凄く大変です。
勉強が苦手な生徒にとってはなおさらのことです。
これは私の考え方なのですが、
分かりやすい先生とは、「普遍性の高い公式を教えてあげられる先生」 だと思います。
なぜなら、個別具体的な公式 (私は~です。はI am だよ~みたいな)を教えてあげるだけでは、そもそも公式の数が多くなってしまって覚えるのが大変となることと、応用が効かないからです。
英語でいうと、文型・語順の考え方がそれに当たると思います。
わたしも生徒時代は、感覚的な勉強の仕方をしていました。
教える側の立場になって文型の勉強をしっかりとしたときに英語の見え方が大きく変わりました。
生徒時代にここま勉強できていればもっと行きたい大学に行けただろうなと思いました。
模試の解説などの難しい問題の解説は、間違いなく文型の考え方を使っているので・・・
正直現役時代は解説を読んでもイマイチで、なんとなくこういうものだで暗記していました。
なので、応用が効かなかったんですよね・・・
教える側の先生には、ぜひとも感覚的ではなく論理的な公式を教えてあげてほしいです。
次に②疑問詞の扱い方です
これには、1.そもそも疑問文が少しとっかかりにくいものであるというのと
2.基本的な考え方を知らない生徒が多いという問題があります。
まず、1.そもそも疑問文が少しとっかかりにくいものである
という問題に対しては「疑問詞+疑問文」ということを意識させて
練習問題を多くこなせばなんとかなります。
問題は2.基本的な考え方を知らない生徒が多い
のこっちの問題ですね。
ちょっと例題を出すので皆さんも考えてみてください。
例 あなたは何を用いてこれを書くのですか。
この問題に対して疑問詞+疑問文だから
何+あなたはこれを書くのですか で分解してしまうと間違えますよね・・・
What do you write this ?
残念ながら多くの生徒はこう答えてしまいます・・・
やはり英語の基本は肯定文です。
今回であれば 何 の部分に 鉛筆など適当に置いてみて考えてみることが
大事です。
あなたは鉛筆を用いてこれを書きます など 肯定文で考えてみると
You write tihs with a pencil. となります。
これをwhat を使って戻してみましょう。
what は名詞を置き換えれるので
a pencil を what に置き換えて 先頭にすると
What do you write this with ? となります!
やはり、難しい疑問文は一旦肯定文にして考える意識 をもたせることも大事かと思います。
今回は以上となります。ありがとうございました。