~旧帝大卒 童顔ちびの 元塾講師が贈る~ 教える側に立つ人を手助けするための英語ブログ

童顔&ちびという生まれ持った特性により先生になることを一時諦めている男のブログです

【be動詞】 This is ~ That is ~ What の文 ・2/2 回目(補足)

ひよっこです。

仕事に忙殺されていたため、久しぶりの記事となります。

すみません。

 

本日はbe動詞(This is ~ That is ~ What の文 )

の補足をしたいと思います。

 

今回大事なポイントは

「①日本語を分析する癖をつけることと②疑問詞の扱い方」です。

 

まず、①日本語を分析する癖をつけることについては、

感覚で解くのではなく論理的に英語の文を作るんだと生徒に意識付けさせるのに極めて大事なこととなります。

 

この単元でThis is / That is が登場します。

多くの生徒にとっては、これは~です。 あれは~です。という文を作ること自体には

そんなに苦労はしません。

 

ですが、この〇〇は~です。 あの〇〇は~ではありません。みたいな文がでてくると

間違える生徒がなぜか多くでてきてしまいます。

それは生徒の勉強の仕方・教師の教え方に問題があります。

 

この一つまえの単元で I am ~ You are ~ の文をやりましたが、

大半の先生は「私は~です。」は I am ~.

      「あなたは~です。」はYou are~.

じゃあ、例題ね~

 

みたいな形で教えてしまいます。

まあ、日本語の主語・動詞の分析をせずに感覚的に教えるわけです。

生徒にとっては初めての英語ということもあり、英語嫌いを増やさないために

できるだけ簡単にみせたいのは分かるのですが、やはりそれだけだは不十分だと思います。

これをうのみにしてしまう生徒は、英語を感覚的に解くことしかできなくなるからです。

 

私のとあなたのは所有格が my・your と形が変わるので、I am / You are とセット

で教えることはこの段階ではそれほど問題にはなりません。

 

ですが、This / That は所有格も同じ形なので、

 

これは~です。 は This is ~

あれは~です。 は That is ~

 

っていうんだよっていう教え方では

 

この〇〇は~です。あの○○は~です。 という文がでてきたときには

生徒は対応できなくなります。

 

This is / That is の時に、日本語の分析を意識づけられていればこのような事態にはならないと思います。

 

ちなみに中学3年生の受験期の生徒を急に受け持ったこともあるのですが、

何回教えてもなかなか this / that の使い方を覚えてはくれませんでした。

やはり、一度身についた感覚をなおすのは凄く大変です。

勉強が苦手な生徒にとってはなおさらのことです。

 

これは私の考え方なのですが、

分かりやすい先生とは、「普遍性の高い公式を教えてあげられる先生」 だと思います。

なぜなら、個別具体的な公式 (私は~です。はI am だよ~みたいな)を教えてあげるだけでは、そもそも公式の数が多くなってしまって覚えるのが大変となることと、応用が効かないからです。

英語でいうと、文型・語順の考え方がそれに当たると思います。

 

わたしも生徒時代は、感覚的な勉強の仕方をしていました。

教える側の立場になって文型の勉強をしっかりとしたときに英語の見え方が大きく変わりました。

生徒時代にここま勉強できていればもっと行きたい大学に行けただろうなと思いました。

模試の解説などの難しい問題の解説は、間違いなく文型の考え方を使っているので・・・

正直現役時代は解説を読んでもイマイチで、なんとなくこういうものだで暗記していました。

なので、応用が効かなかったんですよね・・・

 

教える側の先生には、ぜひとも感覚的ではなく論理的な公式を教えてあげてほしいです。

 

 

次に②疑問詞の扱い方です

これには、1.そもそも疑問文が少しとっかかりにくいものであるというのと

2.基本的な考え方を知らない生徒が多いという問題があります。

 

まず、1.そもそも疑問文が少しとっかかりにくいものである

という問題に対しては「疑問詞+疑問文」ということを意識させて

練習問題を多くこなせばなんとかなります。

 

問題は2.基本的な考え方を知らない生徒が多い

のこっちの問題ですね。

ちょっと例題を出すので皆さんも考えてみてください。

 

例 あなたは何を用いてこれを書くのですか。

 

この問題に対して疑問詞+疑問文だから

何+あなたはこれを書くのですか で分解してしまうと間違えますよね・・・

 What do you write this ?  

残念ながら多くの生徒はこう答えてしまいます・・・

 

やはり英語の基本は肯定文です。

今回であれば 何 の部分に 鉛筆など適当に置いてみて考えてみることが

大事です。

 

あなたは鉛筆を用いてこれを書きます など 肯定文で考えてみると

You write tihs with a pencil. となります。

 

これをwhat を使って戻してみましょう。

what は名詞を置き換えれるので

a pencil を what に置き換えて 先頭にすると

 

What do you write this with ? となります!

 

やはり、難しい疑問文は一旦肯定文にして考える意識 をもたせることも大事かと思います

 

 今回は以上となります。ありがとうございました。

 

 

 

【be動詞】 This is ~ That is ~ What の文 1/2 回目(授業)

ひよっこ社会人のひよっこです。
今回は、This is ~ That is ~ What の文です。

 

形としましては、2回ワンセットとします。
1回目のブログで授業を通して行い、2回目のブログで補足をするという形にします。

実際につかっていたプリントをもとに授業をしていきます。
(別添URLからダウンロードできる状態にしておきますので、ご自由にダウンロードしてください。授業の参考や各自勉強用に活用なさってください。改変等も自由になさってください。
ただし、営利目的(授業プリントを勝手に販売する等)のご活用はご遠慮ください。)

 

www.dropbox.com

 

 

 

では、授業を始めます。←プリントの穴埋めに該当するとことは青字にしております。

(登場人物はいつも通り、教師役のひよっこと生徒役のたまごちゃんです。

※登場人物は二人ですが一応集団授業の設定です。)

 

 

ひ:今回は、みんなに

 

 This is ~ That is ~ What の文を教えるよ!

 その前にまずは復習をするよ。

 be動詞の意味は?

 

た:~です。~ます。(=)

 と~にいる(存在)  の2つの意味!

 

ひ:そうだね!正解!

 じゃあ、いつも通り、be動詞の使い分けを答えて!

 

た:amは主語がIの時

 areは主語がyou複数の時

 isは主語がその他の時

 

ひ:うん!

 もう覚えたね! えらいよたまごちゃん(笑)

 今回の授業では

 「isは主語がその他の時」

 について授業していくよ!

 

た:わかりました

 

ひ:今回は、「これ」と「あれ」の文について説明しようかな。

 「これは」・「この」は this を使うよ。

 「あれは」・「あの」は that を使うんだ。

 読み方は this が 「ディス」

      that が 「ザット」 って読むよ。

 

 じゃあ例題ね!

 

 まずは あなたは東京出身です をやってみて!

 

た:

 肯定文が You are from Tokyo.

 否定文が You are not from Tokyo.

 疑問文が Are you from Tokyo?

 答え方 Yes, I am. No, I am not.

 だね !

 

ひ:うん!完璧だね!

 できてるってことはちゃんと復習してる証拠だね!

 

 じゃあ次に 「これはペンです」をやってみるよ。

 知らない文がでてきた時は、まずは、文の分析をしよう。

 

 主語、動詞を分析してみて!

 

た:主語はこれが で 動詞がです かな?

 

ひ:うん! そうだね!

 ですってことはbe動詞の文になるから

 I am You are の時と 肯定文、疑問文、否定文の作り方は同じだね!

 違うのは主語だけだね!

 

た:なるほど。

 

ひ:じゃあ、文を作ってみて!!

 

た:

 肯定文が This is  pen.

 否定文が This is not pen.

 疑問文が Is this pen ?

 答え方が Yes, this is. No,this is not.

 

 かな?

 

ひ:全部間違ってるねwwww

 

た:マジか・・・・

 

ひ:まず前回の授業でもちょっと触れたけど

 固有名詞と複数形の名詞以外の時は基本名詞の前に限定詞(決定詞)が必要になる

 んだ今回でいうと、ペンは 

 大阪・人名みたいに固有名詞でもないし

 複数でもないよね!

 ということは、限定詞(決定詞)が必要だね

 その中で今教えているのは、所有格<人の>と冠詞だったね。

 所有格はmyとかyourとかTom'sとかだね

 冠詞は a an the だね

 そして、限定詞(決定詞)は併用できないルールだったね。

 今回は<人の>の情報(教えてないけど指示代名詞と不定代名詞も)

 がないから、冠詞を使うよ!

 そのっていう意味がないからtheは使わないかな!

 ってなると a か an を使う訳だけど

 pen は始まりが母音(a i u e o )でないからanは使えない

 ってことは aを使おうかってなるんだよ。

 そこで確認として単数か複数の確認をするんだ。

 ペンは文章から1本って分かるから(複数なら主語がこれらになる)

 a(1つの)を使って大丈夫だな~って考えるよ!(笑)

 

た:難しすぎ

 

ひ:まあ、中3の受験生でも大体はなんとなくで分かっていないから(^^;)

 まとめると

 固有名詞と複数名詞以外はその名詞の前に必ず

 所有格か冠詞か指示代名詞か不定代名詞のうちからどれか1つつけようってこと

 だね!

 

た:なるほど

 

ひ:次に答え方だけど

 you→Iに変わるみたいに

 this(これ)/that(あれ)はit(それ)に変わるんだ!

 これは間違いやすいから覚えてね!

 

 じゃあ、「これはペンですの答えを教えるよ」

 

 肯定文 This is a pen.

 否定文 This is not a pen.

 疑問文 Is this a pen ?

 答え方 Yes,it is. No,it is not.

 

 じゃあ、「あれは あなたのボール です」をやってみるよ!

 

 主語と動詞の分析をしてみて

 

た:主語が あれは で 動詞が です かな?

 

ひ:うん!正解!

 動詞がです だから be動詞の文だね!

 be動詞の文ってことは I am You are さっきやったThis is の文と同じだね

 じゃあ、作ってみて!

 

た:

 肯定文 That is your ball.

 否定文 That is not your ball.

 疑問文 Is that your ball ?

 答え方 Yes, it is. No, it is not. 

 

 かな?

 

ひ:うん!正解だね!

 限定詞(決定詞)は併用できないから

 a your ball とかはダメだね!

 

 次は be 動詞の短縮形をやるよ~

 まずは復習からね!

 am と are は前教えた内容と同じだから答えてみて!

 

た:

 I am が I'm

 you are が you're

 are not が aren't

 

 かな?

 

ひ:うん!正解!

 amn'tはダメだったね!

 

た:じゃあ、is の短縮形について教えるよ。

 今回教えた

 thatは that's

 thisはなし

 itは it's   になるよ

 後で教える what は what's

 is not は isn't になるよ

 

た:りょ

 

ひ:じゃあ、whatの文について教えるね。

 what は 何(の)っていう意味なんだ。

 

 例えば、「香織のコンピュータです」っていう文を考えてみようか

 

 コンピュータを尋ねたい時はどうやって質問したら良いかな?

 

た:これは何ですか?とかかな?

 

ひ:うん正解!プリントがんみだね(笑)

 

た:バレたか・・・

 

ひ:

 Yes No で答える疑問文はbe動詞の時は主語とbe動詞を入れ替える感じだったけど

 そうじゃない時は疑問詞を使うんだ!

 疑問詞にもいつとかどことか種類があるけど今回はその中でも

 何(what)を教えるよ!

 

た:りょ

 

ひ:まず、疑問詞を用いた疑問文の形だけど

 疑問詞+疑問文となるよ 

 

 これは何ですか だったら

 

 What を先頭において this is の疑問文となるよ。

 

た:じゃあ、 What is this ?

 ってこと?

 

ひ:おー、凄い! 正解

 

た:答えは

 It is Kaori's computer. かな?

 

ひ:おー、凄い! 正解

 this とthat は答える時はit に変わるんだったね。

 あと、Kaori's は所有格だから、

 a Kaori's computer はダメだよ!

 今回は日本語に「香織の」ってあるから

 冠詞の a よりも Kaor's が優先だね!

 あと何度も言ってるけど、限定詞(決定詞)

 <冠詞・所有格・指示代名詞・不定代名詞>

 の併用はできないよ

 

 ちなみにだけど今回でてきたwhatは何に対応するか分かる?

 

た:computer かな?

 

ひ:正解!

 ちなみにcomputerの品詞は?

 

た:名詞

 

ひ:だね!

 疑問詞は置き換えた語の品詞と一致するから覚えておいてね!

 今回の what は名詞だね!

 ちなみに、疑問詞の中には名詞、形容詞、副詞を置き換えれるやつが

 あるんだけど

 その中でも、whatは名詞と形容詞を置き換えれるよ!

 余裕があったら覚えておいて!

 

た:なるほど

 

ひ:じゃあ、次は限定詞(決定詞)の復習をするよ

 a an the の意味を教えて

 

た:

 a は ひとつの

 an は ひとつの(母音始まりの単語につける)

 the は その

 

ひ:正解だね!

 じゃあ、下の例題を解いてみて

 

た:

 一つのカップ    a cup

 一人の英語の先生      an English teacher

 その鉛筆                     the pencil

 あなたの本                  your book

 私の友達                     my friend

 トムのカバン              Tom's bag

 

ひ:だいぶ慣れてきたね!正解だね!

 じゃあ、指示代名詞のところも推測で良いから解いてみて!

 

た:

 このボール this ball

 あの時計       that watch

 

ひ:うん!推測でも理屈を分かってたら正解できるね!

 気を付けないといけないのは、a this ball とかはダメってことだね!

 あと、thisとthatは名詞と形容詞があるよ!

 これは(名詞) これを(名詞) この(形容詞)

 あれは(名詞) あれを(名詞) あの(形容詞)

 まあ、これだけだと意味不明だと思うから先に応用の例題で確認するよ!

 

た:わかりました

 

ひ:じゃあ、「これは大きいペンです」を主語、動詞 (、補語) に分解して!

 

た:主語がこれは で 動詞がです  かな?

 

ひ:うん正解! 

 動詞が「です」ってことはbe動詞の文だね。

 じゃあ、文を作ってみて!

 

た: This is a big pen. かな?

 

ひ:うん正解!

 じゃあ、「このペンは大きいです」 を主語、動詞 (、補語) に分解して!

 

た:この が主語で です が動詞 かな?

 

ひ:残念。。。

 大きいのは何なの(笑)?

 「この」 が大きいの(笑)?

 

た:・・・

「このペン」が主語なの?

 

ひ:そうだね!

 なぜかほとんどの子がthis is でセットで覚えるから

 this ○○ is ~ っていう文には弱いんだ。。。

 だから日本語の分析をしっかりしようね!

 

 じゃあ、主語が「このペン」動詞が「です」ってわかったところで

 この文を作ってみて!

 

た:This pen is a big. かな?

 

ひ:惜しいけど、全然ダメだね(笑)

 aって、冠詞(限定詞)だったよね!

 名詞の前につけるんだよ。。。

 名詞って何だったけ(笑)?

 主語になれるやつだよね!

 「大きいは~」っておかしいからbigは名詞ではないね。

 「大きい人」みたいに名詞を説明できるから形容詞だね!

 

た:でも今回は、bigの後に何もないよね。

 何で名詞がこないの?

 

ひ:それは、また難しい質問だね。。。

 第二文型と第五文型だからかな。。。

 まあ、今は覚えなくても良いけど、補語ってやつに

 なってるからだね。。。

 正直、今は覚えなくても良いかな!!

 まあ、日本語から英語に訳す問題だったら日本語に従っといたら正解はできるよ

 「大きいペン」 って書いてあったら a big pen

 「大きい」だけだったら big で 良いよ!

 

 さっきの文だけど、

 This pen is big. が答えだね

 

 あと、語順の確認おして終わろうか!

 ちょっとプリントの問題を解いてみて!

 

た:

 ひとつの古い家   an old house 

 トムの新しい家   Tom's new house

 この古い家        this old house

 あの背の高い男性     that tall man

 

ひ:正解!

 気をつけて欲しいのは

 日本語で「新しいトムの家」とか書いてあっても

 「new Tom's house」ってしたらだめだよ!

 

 限定詞(決定詞)+形容詞+名詞 の順番だから気をつけてね

 

 

今回は以上となります。ありがとうございました。

 

 

 

 

【be動詞】I am ~ You are ~の文(まとめ編②/短縮形・冠詞)・2/2 回目(補足)

ひよっこです。

本日はbe動詞(I am ~ You are ~の文(まとめ編/疑問文・否定文)

の補足をしたいと思います。

 

今回は冠詞と所有格と短縮形をメインとしましたが、なかなか

教え方が難しいと思います。

とくにa/an については未だに私自身よくわかっておりません(笑)

まあ、冠詞の概念が無い日本人には厳しい単元ですよね。

 

今回教えるポイントはズバリ、限定詞(決定詞)になると思います。

 

自分が生徒の時は、正直学校や塾で教わった記憶がなく、なんとなくで乗り切っていた感じです。

 

なぜ限定詞を教えるかというと、名詞の処理の仕方は入試において凄く重要だからです。

塾で働いていた時は、入試前に模試や過去問の採点をしていたら、冠詞ぬけで減点する場面が数多くありました。

それは、英語が苦手な子はもちろんですが、英語を得意としている子も結構間違ていました。

果たして、間違える原因は何でしょうか?

英語の感覚がよくないからでしょうか?

いや、違います。

名詞の処理の仕方を知らないからです。

というか、教える側がなんとなくで教えているから生徒はなんとなくaをつけたりつけなかったりするようになるのです。

 

もちろん、まだ英語を教え始めて間もない時期ですので、詳しく教える必要はありません。

知識がないうちから、あんまり細かく教えすぎると、生徒から「わかりにくい先生」扱いされてしまいます。

ですので、伝家の宝刀「まだ覚えなくてもいいんだけど、一応教えておくね」とワンクッションをおいたうえで限定詞について教えてあげるべきです。

そうすれば、入試前になって可算名詞の単数形を何もつけずに使う(I have pen.みたいな文)生徒はかなり抑えられると思います。

 

恐らく、多くの先生は I have pen. という文を書いた生徒がいたら、pen の前に a をつけてね~で終わると思います。

もちろん、初めのうちは、それでもいいと思いますが、根本的な理屈を教えてあげないといつまでたっても間違い続けます。

 

しかも、名詞は主語、目的語、補語というほとんどの文の要素をしめていますので色々な単元で登場します。

 

クラスの状況によって、英語が苦手な生徒が集まる場合もありますが、それでも中学1年生の間には教えてあげるべきだとおもいます。

 

あと、もう一つしっかりと教えてあげて欲しいのは語順についてです。

 

英語は英語圏の人たちからすれば感覚的なものだと思います。

しかし日本では英語を教科として教え、試験を実施し、答えが決まってあります。

学問としての英語は決して感覚的なものではありません。

 

ですので、生徒には感覚ではなく論理的に考えて解く癖を身につけさせなければなりません。

論理的に考えるためには、その根拠となる事柄を覚えておく必要があります。

ということは、教える側がしっかりと教えておかなければならないということです。

 

今回で言うと 限定詞+形容詞+名詞 の順番ですよね。

 

大人でも結構迷う人がおおいかと思います。

 

でも、この順番さへ知っていれば、my new pen なのか new my pen なのか

根拠に基づいて考えられますよね!

 

あと限定詞は一緒に使えないということも知っていれば、a my new pen とか

間違える心配はないですね。

 

今回、注意して教える事柄はこのぐらいだと思います。

 

あと、経験上、前回の復習を入れてあげると生徒の反応が良かったです。

全く違う単元の時は厳しいですが、訓話を入れながら復習をして、授業をするという形が基本になるかと思います。

 

今回でI am You are を終了としますが、この単元だけでも意外と奥が深かったと思います。

正直、ここまで詳しく教える必要はないかもしれませんが、生徒に論理的な考え方を身に着けさせるために、あえて詳しくやってもいいと思います。

決して、無駄にはならないので。

あとは、担当している生徒の学力層をみて判断してください。

ちなみに、自分が勤務していた塾の最上位クラス(偏差値70以上)

の生徒は中学1年生の初めの頃に文型を習っていました(^^;)

 

さすがに中学1年生の生徒から、目的語、補語って単語を聞くとは思いませんでした(笑)

しかも、補語になれる品詞までしっかりと覚えていて名詞、形容詞、前置詞句って答えた時は鳥肌ものでした。

 

結局その子は英語の偏差値は80ぐらいで推移して、地区ナンバーワンの私立高校と公立高校に合格していますので、細かく理論を教えることは間違いなく王道といえます。

 

かなりかみ砕いて何回も何回も品詞や文型といった概念的なことは教えてあげるといつか、生徒が分かるようになってくれるという感じでした。

正直、かなり根気がいります。

ここまで教えても、テストで点数をとらせてあげることは可能ではあるのですが、生徒の将来のことを考えて、根気強く頑張りましょう(笑)

 

 

次回からは

This is と That is の文をやってみたいと思います。

 

私事では、ありますが、ひよっこも英検に再チャレンジしようと思っています。

英検1級の筆記テストまでは合格したのですが、

当時精神的に病みがちで、リスニングとスピキングが苦手すぎて恐怖で、面接に行けませんでした。

今から思えば、自信がつくまで努力しろよと思うのですが・・・

 

ブログを書き始めて、やっぱり皆様にコンテンツを提供する以上には英検1級ぐらいはとっておかないとダメだなとの思いが強くでてきましたので、筆記試験からもう一度チャレンジすることにしました。

 

英検1級に合格することができましたら、勉強の仕方とかも公開したいと思っております。

私は留学もしたことがなく、正直合格できるかは不安なところではありますが、皆様と同様英語に対して真剣に接したいと思っております。

 

コメントもお待ちしておりますので、質問等ございましたら、遠慮なくご連絡ください。

【be動詞】 I am ~ You are ~の文(まとめ編②/短縮形・冠詞)・1/2 回目(授業)

ひよっこ社会人のひよっこです。

今回は、I am You are のまとめ編②です。

 

形としましては、2回ワンセットとします。

1回目のブログで授業を通して行い、2回目のブログで補足をするという形にします。

 

実際につかっていたプリントをもとに授業をしていきます(別添URLからダウンロードできる状態にしておきますので、ご自由にダウンロードしてください。授業の参考や各自勉強用に活用なさってください。改変等も自由になさってください。

ただし、営利目的(授業プリントを勝手に販売する等)のご活用はご遠慮ください。)

 

www.dropbox.com

 

では、授業を始めます。←プリントの穴埋めに該当するとことは青字にしております。

(登場人物はいつも通り、教師役のひよっこと生徒役のたまごちゃんです。

※登場人物は二人ですが一応集団授業の設定です。)

 

ひ:今回は、みんなに短縮形と冠詞を教えるよ!

 その前にまずは前回の復習をするよ。

 じゃあ、聞いていくよ。

 be動詞の意味は?

 

た:~です。~ます。(=)

 と~にいる(存在)  の2つの意味!

 

ひ:凄いね!

 何回もやってたら意外とすんなり覚えれるでしょ!

 これが、繰り返し確認する効果だよ!

 

た:なるほど。

 同じことを繰り返しやることって意外と重要なのね。

 

ひ:これでbe動詞の意味は完璧だね!

 次に、be動詞の使い分けを答えて。

 

た:amは主語がIの時

 areは主語がyou複数の時

 isは主語がその他の時

 

ひ:うん。完璧だね。

 じゃあ、文の作り方の復習をするよ。

 あなたは 大阪に います。 を英語にしてみて。

 

た: You are in Osaka.

 

ひ:だね!

 「あなたは」は主語だから、Youを先頭に

 「います」は動詞だから、be動詞areをその次に

 「大阪に」はin Osaka でいますを説明しているね。

 次に、否定文にしてみて。

 

た:You are not in Osaka.

 

ひ:正解!

 be動詞の否定文は簡単だったね。

 be動詞の後ろにnotをつけるだけだったね。

 疑問文にして、その答えもお願い!

 

た:Are you in Tokyo?

 Yes, I am. No, I am not.

 

ひ:正解!

 疑問文は質問文と答えとで、Iとyouが入れ替わるのがポイントだったね。

 あと、疑問文は尋ねる文だから、文末は?になるんだったね。

 肯定文(普通の文)と否定文は文末に.(ピリオド)

 疑問文は文末に?を忘れないでね!

 意外とテストで忘れる子が多いから。。。

 

た:わかりました

 

 

 

 

ひ:じゃあ、復習も終わったことだし、本題に入っていくよ。

まずは、短縮形から教えるよ。

 

た:先生! 短縮形って何ですか(笑)?

 

ひ:文字通り、短くするんだよ。

’(アポストロフィー)ってものを使えば短くできるんだよ

 

 でも、’(アポストロフィー)も万能じゃないんだ。

 

た:なんだ。

 残念。使えないやつだね。

 

ひ:たまごちゃん、ひどいね。

 じゃあ、アポストロフィーが使える場面を説明するね!

 一般動詞のパターンとbe動詞のパターンがあるんだけど一般動詞のパターンは今度

 教えるね!(助動詞と現在完了もありますが便宜上そうおしえます。)

 ちなみに、一般動詞っていうのは、前もちらっとやったけど

 be動詞以外の動作や状態を表す動詞のことだよ。

  

 

ひ:凄いね!

 じゃあ、be動詞の短縮形を教えるよ。

 基本的には、①主語とbe動詞を短縮するか②be動詞とnotを短縮するか③疑問詞

 とbe動詞を短縮するかだね!

 ③は今度でてくるから、①と②を教えるよ。

 今回覚えて欲しいのは、amとareだよ。

 覚えないといけないのは次の3つだね

 まず、I am の短縮形は I'm っていうよ。

 次に、You are の短縮形はYou're っていうよ。

 最後に、are not の短縮形はaren't っていうよ。

 

 くっつける前側の単語はそのままで、くっつける側の頭文字を消してくっつけ

 るんだ!

 これが短縮形っていうんだ。

 覚えてね。

 

た:先生!

 am not の短縮形は無いんですか?

 

ひ:良い質問だね。

 am not の短縮形はamn'tとかありそうだよね(笑)

 でも、文法的にはダメとされているんだ。

 

た:なんで?

 

ひ:発音しにくいからなんだ。

 amn't ってするとmとnが続いちゃうよね。

 mもnも鼻から出す音なんだ。

 だから、発音しにくくて、ダメなんだって。

 

た:なるほっど!

 

ひ:ちなみに、isにも短縮形があるから、今度教えるね。

 次に、もうひとつのメインの冠詞と所有格を教えるよ。

 

た:冠詞って何?

 

ひ:日本語には無い考え方だよね!

 詳しくは正直自分も分からないんだけど、

 まあ、簡単に言うと名詞の前につけるものかな!(汗)

 種類は3つあって

 aとanとthe があるよ!

 

た:そうなんだ!

 

ひ:英語には数えられる名詞の扱い方がきまっているんだよね。

 例えば、タマゴって数えられるかな?

 

た:1個、2個って数えられるじゃん。

 

ひ:そうだね!

 基本的に形がはっきりしているものは数えられるよね。

 ちなみに、水とか数えられないものもあるよ。

 英語は数えられる名詞に対しては、その名詞を

 複数形にするか限定詞(決定詞)ってものをつけないといけないんだ。

 

 決定詞には、冠詞、所有格、指示代名詞、不定代名詞 があるけど

 一緒には使えないきまりなんだ。

 

 今日はその中でも冠詞と所有格を教えるよ。

 

た:所有格ってなに?

 

ひ:所有ってどうゆう意味?

 

た:誰かが何かを持ってるてこと?

 

ひ:そうだね。

 そこから連想して欲しいんだけど所有格っていうのは

 ~のっていう意味だよ!

 今日教えるのは「私の」と「あなたの」だよ

 「私の」はmyで

 「あなたの」はyour

 っていうよ。

 

た:なんか聞いたことある気がする。

 

ひ:そうだね。

 私の名前は~です。って自己紹介するときは

 My name is ~ っていうもんね。

 

た:それ聞いたことある!

 

ひ:じゃあ、説明していくよ。

 a の意味は、1つのとか1人のとかで、数量的には1を表すんだ。

 日本語には訳されないときや、とある~って訳す時もあるけど、さっき言った数え

 られる名詞で単数の時につけるよ。

 概念的には、何か世の中にいっぱいあるものの中のうち何でもいいからそのうち

 1つという感じだね。

 

 anはaと同じだけど、つける名詞の頭文字の発音が母音(アイウエオ)の時につけるよ。

 簡単にいうと、aiueoで始まっている単語にはaじゃなくてanをつけるんだ。

 

 つぎにtheだけど、これは数量的には1つでも2つ以上でもつけれるんだ。

 意味は何か世の中にいっぱいあるものの中のうち何でも良くなくて(=特定)そのうち

 1つか2つ以上って感じだね。

 意味は「その」っていう意味だね。

 aと同じで訳されないこともあるよ。

 

 じゃあ、例を解いてみて!

 

た:一つのペンが a pen

 一人の英語の先生が an English teacher

 その本が the book

 かな?

 

ひ:うん!

 正解!

 Englishみたいに日本語とか中国語とか言語は大文字でスタートするから注意だね。

 

 次に、b の所有格も解いてみようか。

 

た:あなたの本が your book

 私の本が my book

 トムの本は習ってません。

 

ひ:確かに(笑)

 固有名詞を~の ってしたい時は、アポストロフィーとsをつけるんだ。

 

た:じゃあ、Tom's book か!

 

ひ:うん!正解!

 さっきちらっと言ったけど、限定詞同士は一緒に使えないからね。

 今回教えた所有格と冠詞は一緒につかえないよ。

 あと、固有名詞には、限定詞はつけれないからね。

 

 あと、順番は

 限定詞 形容詞 名詞 っていう感じだよ。

 

 じゃあ、例を解いてみて!

 

た:ひとつの古い家 an old home

 トムの新しい友達 Tom's new friend

 

ひ:うん!そうだね。

 an(冠詞)とTom's(所有格)は限定詞

 old(母音が頭文字)とnewは形容詞

 homeとfriendは名詞だね。

 だから、限定詞、形容詞、名詞の順番になってるね。

 

 じゃあ、最後に、書きかえ問題をやってみるよ。

 そんなに難しくないよ(笑)

 まあ、書きかえ問題は知っているかどうかが大事だから、思いつくかという

 よりかは、パターンを覚えているかが重要だね!

 まあ、パターンを覚えていなかったら頑張って閃くしかないんだけど。。。

 だいたい閃きで答えても外れるよね(笑)

 

 問題解く前に、

 「私の名前はサブローです。」。を主語と動詞とそれ以下に分けて!

 

た:私の が主語

  です が動詞

  かな?

 

ひ:相変わらず、たまごちゃん概念的な考え方弱いよね(笑)

 主語は2語以上になってもいいんだよ。

 私のは名前を修飾しているから、「私の名前は」でワンセットだね。

 

 だから

 私の名前は が主語

 です がbe動詞(=)

 サブロー は固有名詞(補語←主語とイコールになってる)

 だね。

 

 じゃあ、英語にしてみて。

 

た:My name is Saburo.

 

ひ:正解!

 

 ちなみに、書きかえの文分かるかな?

 

た::I am Saburo.

 かな?

 

ひ:正解!まあ、これは簡単だよね、

 「私の名前は~です。」をまとめると「わたしは~です。」になるよね。

 

た:「あなたの名前は健太です。」は

 Your name is Kenta.

 

 You are Kenta.

 

 ってこと?

 

ひ:正解だね!

 

今回は以上となります。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【be動詞】I am ~ You are ~の文 (まとめ編①/疑問文・否定文) 2/2 回目(補足)

ひよっこです。

本日はbe動詞(I am ~ You are ~の文(まとめ編/疑問文・否定文)

の補足をしたいと思います。

 

突然ですが、皆さん、本当の天才とはどういう人だと思いますか?

多分多くの人は、1回見たり聞いたりしたことをずっと覚えてる人って答えるのではないでしょうか。

 

ちなみに、ひよっこの答えは、見たり聞いたりしたことがないことを思いつく人だと思います。

 

というのも、記憶力が良い人たちは圧倒的に試験・受験に於いては有利ですが、復習という名の努力の時間を必要としないだけです。

逆に言えば、復習をしっかりしている凡人と変わりないということです。

 

それに対して、見たり聞いたりしたことがないことを思いつく人にはどんだけ努力しても適いません。知識量の差であれば努力したら追いつけますが、そもそも次元が違うのです。

 

試験は答えが決まっておりますので、そこに至る解法が必ず存在します。

しかも範囲は学校のテストでも模試でも入試でも結局は教科書のどっかには載っております。(教科書内容を応用できるかは別として)

ということは、要は知識で勝負ができるということです。

 

 

 

なぜ、このような話をするかといいますと、

中学生には「私は天才じゃないからダメなんだ」と思っている子が数多く存在するからです。

そういう子たちは天才じゃないと良い点数はとれないと思っております。

そして、勉強=宿題(提出物)をすることと思って、点数出ないな~って嘆いているのです。

宿題(提出物)だけをして良い点数をとれたら苦労しないですよね(笑)

 

だからこそ、教師と呼ばれる人たちは、勉強とはどういう状態にもっていくことが重要なのかを教える必要があります。

要は、「1度解いた問題は解けるようにしっかりと復習をする」ということを徹底しないといけないのです。

 

例えばですが

小テストを実施するとして、宿題と全く同じ問題を出したときに生徒は満点をとれるでしょうか?

満点取れないほうがおかしいやろと思われるかもしれませんが、案外満点取れないものです。。。

 

自分は、4月の初期段階で、この方法で、生徒自身に全く同じ問題で満点をとれないショックを受けさせた上で、ちょっと生徒をきつめに諭して復習の大事さを教えるようにしてました。

まあ、自分は舐められやすいので、ブチ切れてるフリをして宿題は絶対手を抜かせないようにしたいという意図がありました。

 

自分で身をもって体験して、叱られた方が心に響きます(笑)

そのうえで、合格点(80点)以下の生徒にはしっかりと再テストを受けさせてください。

 

逆に、満点をとった生徒にはいつもよりも強めに褒めてあげてください。

 

そうすることで、大体の生徒は、宿題はちゃんとしてくるようになります。

 

 

では、今回の単元の補足をします。

今回は I am You are の文の疑問文と否定文でしたね。

今回で、be動詞がでてくるのは2回目ですので、

be動詞の意味(=と存在)は徹底して覚えさせてください。

 

じゃないと、日本語の主語動詞を把握しても、どういう時にbe動詞を使ったらよいのかわからず、なんとなくI am You areだけ覚える生徒を量産させてしまいます。

 

今回の例では、I am You are それぞれについて、普通の文(S V C)と応用的な文を用意しました。

応用的な例文も用意することで、主語と動詞をしっかりと分析させることが狙いです。

 

実際教える際には生徒に当てるといいと思います。

公式を教えたうえで生徒に当てる。これは授業の基本となります。

それで、正解したら無茶苦茶褒める、っていうのが鉄則です。

褒められて悪い気分になる人はいないですよね。

(褒めるだけで生徒が悪いことをしたときに怒らないと舐められます。)

 

そのうえで、be動詞の使い分けも徹底して教えてあげてください。

am are is は同じ意味で主語によって使い分ける!

意外と教わっていないと、生徒単独でこの結論にはたどり着けないですよね。

こういうはっきりとした公式的なものを示してあげるよ生徒の反応がよくなります。

 

 

今回のメインである疑問文と否定文を教えるのにはそんなに困らないと思います。

疑問文は、主語とbe動詞をひっくり返す。

否定文は、be動詞の後にnotですよね!

 

難しいというか考えないといけないのは、疑問文の質問と答えとではIとyou が入れ替わるぐらいでしょうか?

 

以上、今回の補足でした。

 

あと、授業中例文の解説とかで、1回は文型・品詞的なことを解説してあげるようにしてください。

中学2年生で文型の単元は確かにありますが、普段から考えていないとすごく難しい単元となってしまいます。

高校生以降も必要ですし、大学入試的にみても少なくとも和訳の際には必須の知識です。

この時期に詳しく教える必要はありませんが、考えるキッカケぐらいは与えておくべきだと思います。

 

今回は以上となります。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

【be動詞】I am ~ You are ~の文 (まとめ編①/疑問文・否定文)・1/2 回目(授業)

ひよっこ社会人のひよっこです。

今回は、I am You are のまとめ編です。

 

形としましては、2回ワンセットとします。

1回目のブログで授業を通して行い、2回目のブログで補足をするという形にします。

 

実際につかっていたプリントをもとに授業をしていきます

(別添URLからダウンロードできる状態にしておきますので、ご自由にダウンロードしてください。授業の参考や各自勉強用に活用なさってください。改変等も自由になさってください。

ただし、営利目的(授業プリントを勝手に販売する等)のご活用はご遠慮ください。)

Dropbox - be動詞(I am ~ You are ~の文(まとめ編疑問文・否定文)).odt - Simplify your life

 

では、授業を始めます。←プリントの穴埋めに該当するとことは青字にしております。

(登場人物は前回と同じく、教師役のひよっこと生徒役のたまごちゃんです。

※登場人物は二人ですが一応集団授業の設定です。)

 

ひ:授業をはじめます。 

 

 

 今日は前回習ったことを基本として、それを応用していく感じだね。

 今回からプリントを使っていくから頑張って穴埋めしてね!

 まずは、復習からだね!

 プリントの1.be動詞ってところをみて!

 じゃあ、まず意味から確認だね!

 be動詞の意味2つを答えて!

 

た:~です。~ます   

 

ひ:それは、=の意味だね

もう一つは?

 

た:。。。

 

ひ:覚えてないか~  

 もうひとつは、(~に)いるっていう存在の意味だったね。

 

ひ:じゃあ、be動詞の種類と使い分けを教えて!

 

た:amとareとisで

 amは主語がIの時

 areは主語がyou複数の時

 isは主語がその他の時だったと思う。

 

ひ:凄いじゃん!!

 be動詞は主語によって使い分けるんだったね!

 それと、be動詞以外の動詞を一般動詞っていうんだったね。

 

 

 

ひ:じゃあ、今回は前回の少し応用だよ。

 英語には、肯定文、と疑問文と否定文っていう3つの文章があるんだ。

 肯定文は前回教えた、~ですとか~ますとか~だとかだね。

 要は普通の文だよ。

 最後にピリオドが必要となるよ。

 

 疑問文は、相手に質問する文だね。

 あなたは、クミですか。とかだね。

 疑問文は最後がピリオドではなくて?になるから注意してね。

 

 否定文は~ではないっていう文だね。

 あなたは、クミではありません。とかだね。

 最後は肯定文(普通の文)と同じでピリオドが必要だよ。

 

た:なんとなく分かった。

 

ひ:じゃあ、具体的に教えていくね。

 まず、(a)am①私はひよっこです。を基に説明するね!

 じゃあ、肯定文(普通の文)は復習だから、たまごちゃん答えて!

 

た:I am Hiyokko. でしょ。

 

ひ:正解!

 私は→主語

 です→be動詞

 ひよっこ→固有名詞(補語(=をつくるもの・覚えなくてOK))だね!

 

た:細すぎ。

 

ひ:先生、褒められてうれしいな(笑)

 勉強においては、できる人っていうのは細かく分析できる人のことを言うんだよ

 

ひ:じゃあ、今回の単元の否定文と疑問文を教えていくよ。

 否定文は「not」をつけるんだ。

 どこにつけるかっていうと、

 be動詞の文はbe動詞の後につけるよ!!

 be動詞以外の一般動詞の文は今度教えるね。

 じゃあ、I am Hiyokko.を否定文にしてみて。

 

た:I am not Hiyokko.かな?

 

ひ:正解!凄いね!!!!

 

 じゃあ、次に疑問文について教えるよ。

 

 これはちょっと難しいかな。

 疑問文には尋ねる文と答える文があるよね。

 好きな人いるの?ってきいたら、いますとかいませんとか

 答えるよね。

 答えないっていうのは悲しいからやめてね。

 それでその時の主語について考えてみて欲しいんだけど。

 好きな人いるの。の主語って誰だと思う?

 

た:私かな?

 

ひ:私は好きな人いますか?って聞いてるの(笑)?

 たまごちゃんは概念的な考え方に弱いね。

 答えは、あなただね。

 (あなたは)好きな人いますか?だね。

 じゃあ、答える時の、はい、います。の主語は?

 

た:私! 

 

ひ:うん正解! 

 はい、(私は)います。だね!

 よくできました。

 当たり前のことだけど、私(I)とあなた(you)がでてくる疑問文は

 尋ねる文と答える文で主語が入れ替わるんだよ。

 

た:なるほど。

 

ひ:じゃあ、これを踏まえて疑問文の作り方と答え方を教えていくね。

 be動詞の文を疑問文にしたかったら、主語とbe動詞を入れ替えるんだ。

 で、答える時は、YesかNoをつけて、コンマ、主語+be動詞(Noのときは+not)

 だね。

 一般動詞の文や疑問詞(何とかどこ)の文は答え方が変わるからまた教えるね!

 じゃあ、I am Hiyokko.を疑問文にしてみて!

 

た:Am I Hiyokko? かな?

 

ひ:文頭も大文字にしてるし、Iも大文字にしてるし、固有名詞も大文字にしてるし、

 文末も?をつけてるから完璧だね。

 じゃあ、YesとNoで答えてみて!

 

た:Yes,you are. No,you are not.かな?

 

ひ:凄い!凄い!賢いね!

 YesとNoは文頭だから大文字にしてるし、YesとNoの後にコンマを入れてるし

 文末にはちゃんとピリオドをつけてるし完璧だね!

 それと一番すごいのがちゃんと答える時に、youを主語にしていることだね。

 わたしはひよっこですか?って聞いて、わたしはひよっこですって

 答えたら話し相手がいない可哀そうな人だもんね(笑)

 自問自答とか独り言の場合は別だけど(笑)

 じゃあ、次は②解いてみて!

 ちなみに大阪にっていうのは in Osaka

 ~もっていうのは文の一番最後に(,)tooを付けたらいいよ。

 

た:わかんない。。。

 

ひ:じゃあ、日本語の分析をしてみよう。

 主語→私も(~もは文末に(,)too)

 います→be動詞

 おおさかに→いますを説明(副詞)

 英語の語順は、主語→動詞が基本だったよね!

 

た:じゃあ、I am in Osaka , too.ってこと?

 

ひ:うん!正解!

 英語は文法以外にも色々な表現を覚えないといけないから大変だよね。

 今回でいうと、I am までは文法だけど、in Osaka と ,tooは文法というよりかは

 知ってるかどうかだね。

 

た:覚えるの嫌い!

 

ひ:覚えるのを諦めたらそこで勉強終了だよ。

 

た:某漫画をパクるな(笑)

 

ひ:じゃあ、さっきの文を否定文にしてみて。

 

た:I am not  in Osaka , too.かな。

 

ひ:正解!

 be動詞の否定文はbe動詞の後にnotを入れるんだったね。

 じゃあ、疑問文をつくって、答えの文も作って!

 

た:Am I in Osaka,too?

 Yes, you are. No, you are not.

 かな?

 

ひ:すごいじゃん。

 正解! 

 be動詞の疑問文は主語とbe動詞を入れ替えて最後に?をつけるんだったね。

 じゃあ、次は(b)are をやっていくね!

 

た:りょ

 

ひ:じゃあ、①あなたはたまごです。の肯定文、否定文、疑問文を全部答えて。

 

た:肯定文は You are Tamago.

 否定文は You are not Tamago.

 疑問文は Are you Tamago?

 Yes, I am. / No, I am not.

  これで合ってる?

 

ひ:うん大正解!まあ、疑問文の答え方のyouがIに変わる所以外は簡単だよね(笑)

 じゃあ、次は②をといてみて!

 ~出身っていうのは、from ~っていうよ。

 スポーツ好きだったら国際大会とかでよく聞く単語かな!

 

た:肯定文は You are from Fukuoka.

 否定文は You are not from Fukuoka.

 疑問文は Are you from Fukuoka?

 Yes, I am. No, I am not.かな?

 

ひ:うん!正解!

 コツを掴んできたみたいだね。

 疑問文は、Am I よりもAre youの方が圧倒的に多いから

 Are you の方を覚えてくれたら良いよ!

  

今回は以上となります。ありがとうございました。

 

  

 

  

 

 

 

 

 

  

 

 

  

 

 

 

【be動詞】I am ~ You are ~の文 (基礎編) 2/2 回目(補足)

今回の記事は、前回の授業編の補足です。

 

今回はI am~ You are~の文の基礎編ということで単純に教えるだけだったら簡単ですよね。

 

板書して、教える内容も少ないので、いっぱい問題解かして終わりっていうのが普通かと思います!

でも、それを舐められやすい先生がすると、問題演習中は確実にざわざわします(^^;)

怖い先生だとそれでも授業が成り立つのですが、舐められやすい先生は安易に問題演習って訳にもいきません。。。

 

問題演習は成績を上げるためには、凄く重要なのですが、問題演習の時間中はある意味生徒が自由に使える時間が発生している状態ですので、舐められやすい先生が授業をしている場合は生徒は遊んでしまします。

 

中学生は相手を見て態度を変えるので、残酷ですよね泣

 

今回の単元は絶対に教えなければならない内容は少ないです。

逆にいえば教える側の裁量が大きい単元ともいえます。

絶対に必要なことを教える以外の時間は、問題演習を中心にしてもいいですし、

本質的な知識を教えてもいいわけです。

 

今回であれば、I am~ と You are~ を教えなければならないということ以外は

自由です。

しかも、最近は英会話教室などに通っている子供が多く、既に知ってるよ~って子供

も多いです。

 

まだ成績にこだわる時期でもありませんので、本質的な知識を雑談程度に教えてあげてもいいと思います。

中学生は概念的な知識を覚えることが苦手な傾向があるので、あくまで雑談程度にっていうのが重要です。

これはまだ覚えなくていいんだけど、説明しとくね~って形です。

あんまり、概念ばっかり教えると分かりにくい先生扱いされるので注意が必要です。

 

今回であれば、I am~とYou are だけでは物足りない生徒が多いので、品詞と語順の話をしてあげれば良いですね!

 

普通の先生ならI am You are しか教えないので、特別なことを学んだという気持ちに生徒がなってくれます。

その感覚を持たせられるかが舐められやすい先生には重要です。

舐められやすい先生は、普通にしてると舐められるので、知識を持っていることはアピールしておく必要があります。

そうすれば、中学1年生の間は、最悪舐められっぱなしでも、受験を意識しだす、中学2年生の2学期頃から格段に授業をしやすくなります。

この先生の授業は文法・単語だけじゃなくて本質を教えてくれるから聞こ!

って思ってくれるわけです。

 

本質とは、英語でいうと、文型と品詞・語順です。

例えば、並び替え問題で、なぜ副詞をこの位置におくのか、なぜ前置詞が最後に残るのか等々です。

常日頃から本質を意識して勉強していれば入試対策へとスムーズに移行できます。

本質を教えることは決して無駄・教えすぎではないのです。

 

でも、1年生の初めから本質を教える必要はないのではと思う方もいるかもしれません。

これは自分の持論なのですが、教師はなぜ必要なのでしょうか?

教科書があるのだから、生徒は教科書を読めばいいのではないですか。

教科書と教師の差とは違いは何でしょうか?

というか、教師は何を求められているのでしょうか?

よく、この先生の授業を聞くぐらいだったら教科書の方が分かりやすいとか聞きますよね(^^;)

そういった先生はどこがダメなのでしょうか?

 

その答えは、「大局観の有無」です。

経験の無い先生が陥りやすいのは、教えている単元が全体から見たらどういう位置付けなのかが認識できていないです。

 

例えばI am You are の基本編は、日本語と英語の語順の違い、英語の文のルール(先頭大文字・文末はピリオド)、第3文型、be動詞の文であることが、I am You are 以外の単元でも共通して使えます。

「当該単元以外にも共通して使えること」を教えている先生が一般に分かりやすくて、生徒の成績を上げる先生、最終的には生徒を合格に導く先生と呼ばれます。

 

なぜなら、模試や入試は単元が一つに絞られていませんので、一つの単元でしか通用しない知識を教えても意味がないからです。

もちろん暗記色が強い単元(代名詞・another、others、、the other(s)の違いなど)

は仕方ないですが、そういった単元以外は全体を俯瞰したうえで他の文法との共通点や異なる点を教えてあげる必要があります。

文型や品詞・語順はどの文法を教える時も基本考えなければならない事柄なので、一度教えるコツを掴んだらとても使えます!

 

でも、いきなり、新人の先生がそれをやるのは厳しいですよね。

ですので、このブログでなるべく詳しく授業を再現する形にしますので、

使えそうなところは自分流にアレンジして使ってください!