~旧帝大卒 童顔ちびの 元塾講師が贈る~ 教える側に立つ人を手助けするための英語ブログ

童顔&ちびという生まれ持った特性により先生になることを一時諦めている男のブログです

【be動詞】I am ~ You are ~の文 (基礎編)・1/2 回目(授業)

ひよっこ社会人のひよっこです。

今回のブログからは、授業形式で文法単元を解説していきます。

登場人物は先生役のひよっこ(以下:ひ)と生徒役のたまご(以下:た)です。

 

今回解説する単元はbe動詞です。

形としましては、2回ワンセットとします。

1回目のブログで授業を通して行い、2回目のブログで補足をするという形にします。

 

では、授業を始めます。(今回の単元は簡単なので、プリントはなしで教えていました。)

 

ひ:それでは、授業を始めます。

 今日はたまごちゃんに初めて文法というものを教えるよ!

 

た:先生、文法って何ですか?

 

ひ:文法とは、英語のルールのことだよ!

 理論的には、単語を覚えて、ルールの文法を覚えたら正しい英語の完成だね!

 まあ、慣用表現とか省略とか色々あるから、そんなに甘くはないんだけどね。。。

 

 今日はI am ~ You are ~ をやっていくよ。 

 

 今日の単元はすごく簡単だけど、英語の基礎がすべて詰まっているんだ。

 今日の話は一生使えるから期待してて。

 

 私は、たまごです。 って英語で何ていうか知ってる(笑)?

 

た:I am Tamago. 

 

ひ:何でしってるの?

 

た:英会話教室で習ったから。

 

ひ:じゃあ、あなたはたまごです。は?

 

た:You are Tamago.

 

ひ:そっか~すごいね!

 でも、それで、I am ~ と You are ~ を理解した気でいたら、甘々だね。

 

 じゃあ、解説していくよ。

 

 ここで考えて欲しいことは2点あるよ。

 ①言葉の順番、②品詞 だよ。

 

た:そんなこと考えなくても、問題解けるし!

 

ひ:今は簡単だから、確かに浅い思考でも解けるけど、それだと確実に成績伸びないよ。外国語を習得するには、理論を覚えないといけないんだ。

 

た:理論?

 

ひ:英語で言う基礎となる理論とは文型と品詞なんだ。

 文型っていうのは、英語の5つの文章の型なんだ!

 中学2年生で習うから、とりあえず今は単語を配置する正しい順番を覚えて!

 品詞については文の単語毎に、名詞、動詞、形容詞、副詞に分ける練習をしてたら

 勝手に身に着くよ(笑)

 

た:名詞、動詞、形容詞、副詞って何ですか?

 

ひ:名詞とは、物の名前を表すものだね。主語(~は、~が)になれるよ!

 数えられる名詞と数えられない名詞があるから注意だね!これは今度教えるから気

 にしなくていいよ。

 動詞とは、動作や状態を表すものだね。

 例えば、走るは動作を表す動詞だね。

 住むは状態を表す動詞だね。

 ちなみに、これは今日の単元だけど、be動詞と一般動詞があるよ。

 形容詞とは、名詞を説明するものだね。例えばカッコいい先生

 だったら、カッコいいが形容詞で先生が名詞だね。

 副詞とは、名詞以外を説明するものだよ。例えば速く走る

 だったら速くが副詞で走るが動詞だね。

 ちなみに名詞以外だから副詞が副詞を説明することもあるよ。

 とても速く走る だったら

 とてもが副詞(速くを説明) 速くも副詞(走るを説明) 走る は動詞 だね。

 

 つかれたでしょ(笑) でも、アイアム~ ユウアー~が言えてできた気に

 なってたさっきよりも成長したね!

 

た:メモメモ

 

ひ:じゃあ、品詞の考え方を踏まえて、I am ~ You are~ の解説をしていくよ。

 さっきの、「私はたまごです。」を使うね!

 英語にすると I am Tamago. だったね。文の先頭は大文字になるんだよ。

 Iは私はっていう意味で、主語になっているから名詞だね。

 ちなみに私はっていう意味のIは常に大文字だよ。

 amは~ですっていう意味のbe動詞。

 Tamagoは人名を表す固有名詞だね。固有名詞も常に大文字だよ。

 .はピリオドっていって疑問文以外の最後につけるよ。

 日本語でいう。だね!忘れやすいから要注意だよ。

 

 「あなたはたまごです。」も同じだね。

 英語にするとYou are Tamago.だね。

 Youはあなたはっていう意味で主語になっているから名詞。

 areは~ですっていう意味のbe動詞。

 Tamagoは人名を表す固有名詞だね。

 .はピリオドだね。

 

 

 これは、重要な話だけど、動詞にはbe動詞と一般動詞があるよ。

 be動詞はam(主語がIの時)、are(主語がyouと複数の時)、is(その他)

 があって主語によって使い分けるんだ!

 be動詞の意味は~ですとか~ますっていう「=」の意味と、

 (~に)いるっていう「存在」の意味があるよ。

 今回でてきてる、Iはamを使ってyouはareを使うよ。

 一般動詞はbe動詞以外の全ての動詞のことで無数にあるよ。

 

た:先生、疲れたよ。

 

ひ:そうだね。もうちょっと頑張って。

 語順の話をすると、日本語は主語が先頭にきて述語(動詞)は一番最後だね。

 英語は、主語が先頭にきて、動詞はその次にくるんだ。

 日本語と順番が異なるから注意してね!

 

今回は以上となります。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

  

  

 

 

 

 

 

中学1年生の1学期中間テストの落とし穴

どうも~

ひよっこ社会人のひよっこです。

 

今日は、ローマ字についての自分の失敗談のお話しです。

 

中学1年生の1学期中間テストは世間一般では90点は簡単に狙えるテストという認識だと思います。

 

確かに習っている単元もローマ字の書き方と 、I am~/ You are~といった簡単な文法ばかりです。

 

僕もあわよくば満点をとれるだろうと高を括っていました。

中間テストで良い点数をとらせてあげて生徒の自分への信頼度を上げるチャンス

だとも思っていました。

 

ですが、期待とは裏腹に生徒がとってきた点数は80点台前半でした。

昨年の過去問を解かしても満点近くとっていたのに、なぜなんだ。

生徒も落ち込んでいた様子でしたが、ひよっこも大変落ち込みました。

 

生徒と一緒にやり直しをしたところ、ある重大なミスをひよっこが犯していたことに気が付きました。

 

ヘボン式ローマ字の部分の正答率が著しく悪かったのです。

僕自身、ヘボン式ローマ字とは、パソコン打ちができればできるだろうと思っており、

生徒にはあまり詳しく教えていませんでした。

ですが、そんなに甘いものではありませんでした。

はっきりいうと暗記が必要だったのです。

 

ポイントとしましては、

①パソコン打ちと異なる規則(例 ×si/〇shi ×hu/〇fu)

②小さい「っ」(例 さぽろ Sapporo)

※『っ』の次に『ち』『ちゃ』『ちゅ』『ちょ』が続く『っち』『っちゃ』『っちゅ』『っちょ』は、
 tchi, tcha, tchu, tcho となるので教えるときは例を用いて教えてあげてください。

③特殊な「ん」(例 Namba)

p,m,bの前はnでなくmとなります。

 

ちゃんと勉強をしていないと、パソコン打ちができても、十分に間違える可能性がある内容です。

はっきりいって、生徒の点数が悪かったのは、教える側のひよっこの責任です。

 

教える側にとって、最も致命的なミスは何だとおもいますか?

 

教え方が悪いことでしょうか?

時間がないから説明を手短に済ますことでしょうか?

 

ひよっこの答えは「教え漏れがあること」です。

 

教えてたけどできなかったのと、教え忘れててできないのでは、責任の所在がまったく

異なります。

 

前者は、生徒に責任があり、これを口実に自習に呼び出すことができますが、

後者は、教える側に責任があり、生徒がこのことに気が付けば信頼関係が崩壊する

可能性があります。

ひどい場合は保護者からのクレーム問題になりかねません。

 

当たり前ですが、学校のテスト前は、テストの範囲表と提出物の一覧表を生徒と一緒にチェックするようにしましょう。

 

このミスを経験したのは3年目の時でした。

普段は中学2年生とか中学3年生を教えていたので、中学1年生の英語など

余裕だろうと正直舐めていました。

その時のことを振り返ると本当に生徒に申し訳なく思います。

 

授業のテクニック以前に当たり前の準備をしっかりと行うことが、

まずは生徒に信頼してもらうためには重要なことなのだと改めて実感させられました。

 

生徒との信頼関係があれば、少々舐められやすい先生でも生徒は授業を聞いてくれます。

この先生に教えてもらったら成績が上がる。

この先生に聞けば何でも教えてくれる。

 

こういった、信頼関係を築くことができれば、舐められながらも指導ができます。

 

僕自身舐められやすく、塾講師を辞めようと思ったことが何度もありました。

現在社会人ですが、いまだに中高生に間違えられるほど童顔です。

(この前飛行機で15歳以上かどうかの確認をされた時はさすがに悲しかったです。)

そりゃ舐められて当然ですよね(笑)

だって、生徒からすれば同年代の友達に教えてもらっているような感じですもんね。

 

恐らく、ここの読者のかたはひよっこよりも年相応の見た目だと思います笑

ということは、ひよっこよりも舐められることはまずないでしょう。

その時点でひよっこよりも先生になる才能があります!

はっきり言って、子供は雰囲気が怖い人にはすんなりと言うことを聞きます。

子供とは残酷な生き物です。

だから、舐められやすい人が生徒に教える場合は、怖さで服従させる路線とは違う方向で攻める必要があります。

 

まあ、簡単にいうと教務力を上げろってことですね!

簡単なことです。努力で何とかなります。

 

このブログでは、その努力を最小限にするお手伝いをいたします。

 授業が上手になれば必ず、生徒から慕われる先生になれますので、一緒に頑張っていきましょう。

 

はじめに(自己紹介)

はじめまして

北海道の自然に憧れて大阪からやってきてしまった

ひよっこ社会人のひよっこです。

 

学校の先生になろうと夢みていてたものの、チビそして童顔すぎて

生徒に舐められるという致命的なハンデを背負っており

立派に老けるまでは普通の社会人として人生経験を積んでいくことにしました。

 

このブログでは、英語教育について記事にしていきたいと思っています

特に教え方のノウハウを無料で公開していきたいと思っております。

 

ひよっこは公立中学校を卒業し、私立高校に入学、

その後地元の国立大学の外国語学部に進学しました。

英語力的には大学時代に英検1級の筆記は合格しております。

(当時病みがちで知らない人と会話するのが凄いストレスで、面接には行けませんでした。) 

 

大学入学と同時に、塾講師を始めたのですが、1年目、2年目は本当に挫折の日々でした。

授業の準備も最初は凄い時間がかかりましたし、(準備時間も入れて時給換算すると100円ぐらいになっていました)、生徒から舐められるはで、かなり辛かったです。

 

私は、最初は、世間一般でいう有名大学に行っているのだから、教えることに向いているだろうと思っていました。

ですが、結果は本当に無能な自分を痛感する日々でした。

 

塾で働いていて感じたことですが、教えるのに必要な力は学歴よりも、先生としての力です。当たり前ですね。

 

生徒を前にしたら学歴は全く役に立ちません。

教科の知識と授業の分かりやすさ、生徒の統率力といった先生力こそが自分を助けてくれます。

 

実際、ひよっこには生徒を統率する力は全くありませんでしたので、

生徒からは舐められっぱなしでした。

なんとか授業を成り立たせたいともがき苦しんで考え、工夫に工夫を重ねた結果、

授業を誰よりも分かりやすくするという結論に至りました。

 

生徒は皆、成績(点数)をあげたいと思っております。

それがやんちゃな子であろうが関係ありません。(実際にヤンキーを担当したこともあるので間違いないです)

この人の授業を聞いて指示通りに宿題をしてこれば成績(点数)が上がるということをしっかりと示せば、授業中に少々騒がしいことがあっても一応授業は成立します。

 

自分に統率力があればもっと楽をすることができましたが、逆にいえば統率力が全くなかったお陰で、生徒に聞いてもらえる分かりやすい授業をする能力はかなり上がったと思います。

(中学校の中間期末テストで40点台の生徒を90点にまで成績を上げるぐらいには授業力が向上しました。模試では担当した生徒は平均5ぐらい偏差値をあげていたと思います)

 

 

 

このブログでは、授業で工夫したことや、実際に用いたプリント、教えた事柄などを公表していきます。

 

生徒から舐められやすい人でも、授業が分かりやすければ、十分に先生としてやっていけます。(たまにブチ切れるのも大事)

 

今、苦しんでいる先生は諦めずにもう少し頑張ってみてください!

できる限りこのブログでサポートします!

 

このブログは、①経験の浅い英語の先生の授業の質の向上及び授業準備時間の軽減を目的に作っております。

 

また、②ブログ内で板書プリントを公表し、授業スタイルで解説しますので、親御さんがお子さんを教育する時に非常に役立つと思います。もちろん、大人の方がもう一度英語の文法を勉強したい場合にも役に立つと思います。

 

 大阪から北海道に来て感じたことは、都市部以外の中学生の多くは地元の高校に進学する形となるので、塾に通う必要がない生徒が多いということです。

ですが、学校教育だけでは教え漏れがあることは否めません。

特に英語教育において、非常に重要な単元である文型・品詞の考え方については学校では習ったことのない学生さんが多いのではないでしょうか?(塾ですら教えていないところもあるぐらいです。。。)

英語を真剣に勉強したいという学生が、住んでいる地域・環境が原因で高い質の教育に触れれないというのは、非常に残念なことです。

 

ですので、そういう子供たちの手助けをしたいという思も込めて頑張っていきます。

 

 

私は元々、英語教師となることを夢にしておりましたが、社会人経験を多く積んで、人間としてもっと豊かになってから(顔が老けてから(笑))チャレンジすることにしました。

 

将来チャレンジする機会ができた時に備えて、手持ちの板書プリントの質や

授業テクニックを向上させておきたいと考えております。

些細な点でも構いませんので、ここは修正した方が良いんではないか?とかなんでこうなるの?とかコメント下さるととても嬉しいです。

 

これから、たくさん記事をかいていきますのでよろしくお願いします。

また、記事にしてほしい単元(後置修飾・文型等)等ございましたら、優先的に記事にしていこうと思っておりますので、たくさんのコメントお待ちしております。